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食物繊維の定義は、研究が進むにつれて植物細胞壁由来の成分以外にも同様な作用をもつものがあることが分かってきたために、現時点で世界中の研究者の合意に基づいたものはありません。

日本では、食物繊維とは「人の消化酵素では消化されない食物中の難消化性成分の総称」という考え方が一般的です。この定義によれば、植物に含まれるセルロースやペクチン、動物由来のキチン、キトサンなども食物繊維に含まれます。

いずれも、「ヒトの消化酵素で分解されない」という共通の性質があります。


食物繊維


アフリカで医療活動をしていた英国医師のバーキットやトロウェルは、先進諸国に多く見られる糖尿病、胆石、動脈硬化症、虚血性心疾患などがアフリカ住民に少ないことに注目し、食物繊維の摂取量が多いためではないかという見解を発表しました。

食物繊維は、昔は「食物の残りカス」と考えられましたが、今では糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラルに次ぐ「第6の栄養素」として、身体にとって不可欠な栄養素と考えられています。

食物繊維の構造は、繊維状、蜂の巣状、へちま状などの形状があり、表面に無数の穴があいている多孔質です。この多孔質構造によって表面積が大きくなり、物質の吸着性が上がります。

食物繊維は、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」と、水に溶ける「水溶性食物繊維」の2種類に分類されます。

   ▼ 食物繊維の分類

同じ食物繊維とは言っても、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」とでは、その働きには違いがあります。

   ▼ 水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の違いについて
   ▼ 不溶性食物繊維について
   ▼ 水溶性食物繊維について

ですから、水溶性と不溶性の両者をバランス良く摂取することが大切です。

食物繊維は、「水溶性:不溶性 = 1:2」の摂取比率が理想的と言われています。


日本人の食物繊維摂取量


日本人の食物繊維の摂取量は、第二次世界大戦後の食生活の欧米化とともに減少し続けて、1945年(終戦時)には1日当たり23.3gあったのが、1955年には22gに減っています。

現在の日本人の平均摂取量は、「1日当たり16g程度」と言われています。そこで厚生労働省は、食物繊維の目標摂取量を、成人1日あたり20~25gに設定しました。


食物繊維のカロリー


食物繊維は人の消化酵素では分解されませんが、一部は大腸の腸内細菌により発酵、分解されて吸収されます。

一般的に、食物繊維のエネルギー換算量は「2kcal/g」とされています。

しかし、寒天やセルロースは「0kcal/g」、難消化性デキストリンは「1kcal/g」など、特定の食物繊維のカロリーは個別に設定されています。


食物繊維関連品







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